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『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 15』
理不尽な孫の手先生 こぼれ話
ご無沙汰しております。理不尽な孫の手です。
無職転生の十五巻。とうとう発売いたしました。
これだけ出させていただけたのも、皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
と、毎回のように書いているのですが、本当に皆様のお陰なのです。
現在、出版業界の景気があまりよろしくないことは、皆様もよくご存知のことと思います。
無職転生は『小説家になろう』のランキングでは一位を取らせていただきましたが、だからといって無条件で二十冊も三十冊も本を出してくれるわけじゃありません。出版社も商売ですので、書籍が売れ、利益がでなければ続刊が出せません。無職転生が打ち切りになる可能性は、十分にありえました。
そんな中、私の方にも「打ち切りになるのであっても、ここまでは出せたらいいな」というラインが幾つかありました。
一つは六巻。魔大陸から長い旅の末、フィットア領に帰ってきた所です。
全体の話としては中途半端な所ですが、一区切りは付いています。ここらで終わって続きはWEBで、という感じでも、とりあえず記念にはなったかなと思えたでしょう。
一つは十二巻。そう、転移迷宮でパウロが死んで、ルーデウスが決意を新たにする所ですね。
家族との和解や、親の死と真正面から向き合うというのは、無職転生における大きなテーマとなっています。それを一つ書ききっているので、ここで終わっても、伏線はまだまだ残った状態ですが、ひとまずは満足と、そんな感じになったかと思います。
しかし、そうしたラインを超えて、十五巻まで出させていただきました。
少し本文のネタバレになってしまいますが、ルーデウスがヒトガミに唆され、オルステッドと戦う話です。
十五巻は、「ここまで出せたらいいな」と思っていた巻ではありません。
むしろ「ここまで出したら最後まで出したい」と思っている巻です。
なので私の次の目標は最終巻まで、です。まぁ、もちろん今までもそれを目標に頑張ってきたのですが、『次の目標』と『最終目標』は、また少し違うものですからね。
でも今は同じです、次の目標が最終目標です。
今回は少し短い文章となりましたが、皆様、これからもよろしくお願いいたします。
©理不尽な孫の手/KADOKAWA