謎も、ファンタジーも、日常にある。角川文庫 人気キャラクターシリーズ

謎も、ファンタジーも、日常にある。角川文庫 人気キャラクターシリーズ<

TOP > 「鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫」

鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫

第5回角川文庫キャラクター小説大賞《優秀賞》受賞

「鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫」

沙川りさ(すなかわ・りさ)

許されるなら、共に生きたい。
逃れられない咎と宿命を背負い二人は出逢った。残酷で美しい、和製ロミオとジュリエット!

薬師の文梧は、記憶を失った白皙の青年・主水と旅をしている。青山の民が「鬼」に変異し、小寺の民を襲い殺すようになって30余年。故郷を離れ逃げ惑う小寺の民を助けるのが目的だ。
一方、遡ること今から3年。小寺の若き領主・菊は、山中で屈託なく笑う勇敢な少年・元信に窮地を救われる。やがて惹かれ合う2人を待っていたのは、禁忌の運命だった。出逢ってはいけない者たちが出逢い、物語は動き始める。情と業が絡み合う「和製ロミオとジュリエット」!

「鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫」登場人物紹介

菊(きく)

青山の民につけ狙われる領・小寺の若き領主。芯のある凛としたたたずまいで、民のために強くなりたいといつも思っている。

元信(もとのぶ)

生まれながらに咎を背負い、苦悩する少年。剣術に長けており、優しいが勇敢な性格。

主水(もんど)

記憶を失った白皙の青年。着流しを纏う。薬師の文梧と一緒に、小寺の民を救うべく旅をしている。身のこなしが異常に速く、戦闘に強い。


著者紹介
沙川りさ(すなかわ・りさ)
東京都杉並区生まれ。2019年、第5回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉を受賞し、同作を加筆・改題した本作でデビュー。脚本家としても活動している。芦澤梨沙名義で、声優・舞台俳優・ラジオパーソナリティなどとしても幅広く活躍中。

担当編集より一言
選考過程でこの作品を読んだ時、真っ先に感じたのはとても強い「熱」です。その熱に浮かされるまま、ラストまで一気に読みました。この小説は、2つの領の血なまぐさい争いの渦中、出逢ってしまった男女の悲恋を描いた「和製ロミオとジュリエット」とでもいうような、苦さとロマンのある物語です。登場人物たちも魅力的で、何といってもみんな格好良い! 己の出生、肉親との確執――我々と同じままならなさを抱えながら、それでも前を向く彼らの姿は本当に美しい。胸を張って世に送り出せる作品です。

「鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫」発売中