『AX アックス』伊坂幸太郎| KADOKAWA

2020/2/21　『AX アックス』が角川文庫より発売！: 静岡書店大賞、フタバベストセレクションで第１位を獲得し、本屋大賞にもノミネートされた本作が、待望の文庫化！　文庫版には、杉江松恋さんによる解説も収録されています。
2020/2/20　『AX アックス』文庫発売記念謎解きキャンペーン開催！: 殺し屋「兜」に謎の依頼！？　サイン本やオリジナルグッズが当たる謎解きキャンペーンがスタート。詳細はこちら
2018/4/10　「2018年　本屋大賞」第5位に『AX アックス』が入賞いたしました！: 文芸サイト「カドブン」では『AX アックス』の試し読みを公開しております。
過去に行った伊坂幸太郎さんへの刊行記念インタビュー、一問一答など詳しくはこちらをご覧ください。
2018/1/18　「2018年本屋大賞」に『AX アックス』がノミネートされました！: 全国の書店員さんが投票で、いちばん！売りたい本を選ぶ「本屋大賞」に『AX アックス』がノミネート！
詳しくはこちらをご覧ください。
2017/12/22　「第6回静岡書店大賞」小説部門で『AX アックス』が大賞を受賞しました！: 静岡県内の書店員と図書館員が投票で、県民読者に特に読んでほしい本を選ぶ「静岡書店大賞」の小説部門の大賞を『AX アックス』が受賞しました！
授賞式の潜入レポートはこちらをご覧ください。
2017/10/31　「フタバベストセレクション2017」第１位に『AX アックス』が選ばれました！: 書店チェーン「フタバ図書」さんの全スタッフが選んだ、2017年一番おススメしたい本に『AX アックス』が選ばれました！
詳しくはこちらをご覧ください。
2017/9/26　『ＡＸアックス』大ヒット記念！「伊坂幸太郎への一問一答」後編公開: 文芸書籍サイト「カドブン」にて皆さんからの質問＆伊坂幸太郎さんの回答＜後編＞を発表しました！
こちらから是非、ご覧下さい。
2017/9/21　『ＡＸアックス』大ヒット記念！「伊坂幸太郎への一問一答」前編公開: 伊坂幸太郎最新作『ＡＸアックス』&＜殺し屋＞シリーズへ質問が多数寄せられました。
文芸書籍サイト「カドブン」にて皆さんからの質問＆伊坂幸太郎さんの回答＜前編＞を発表しました！
こちらから是非、ご覧下さい。
【期間延長と再投稿のお願い】『ＡＸアックス』大ヒット記念!!　「伊坂幸太郎への一問一答」企画スタート！: 【期間：9/1（金）～9/11（月）】＜殺し屋＞シリーズについて、伊坂幸太郎への一問一答を受付中！
後日、伊坂さんの回答とともに文芸書籍サイト「カドブン」にて発表。
2017/8/17　（ニュース）: はやくも重版決定！各所の文芸書ランキングでも1位を獲得!!（詳細）
★オリコン週間“本”ランキング文芸（小説）部門　第1位（2017年8月14日付）
★紀伊國屋書店　文学・芸術部門　第1位（2017年7月4週／チェーン全体）
★TBS系「王様のブランチ」（毎週土曜9：30～14：00放送）BOOKランキング　2週連続第1位（2017年8月5日、8月12日放送分）
2017/8/10　（レビュー）: 『AX アックス』を7人のカドブンレビュアーが7日連続レビュー！
1日目：「ラストで号泣しました」（池内万作・俳優）
2日目：「突然、涙があふれて止まらなくなった」（森隆志・TBS）
3日目：「そうそう、うちもそうだよ！分かるよ兜！」（鶴岡エイジ・カドブンレビュアー）
4日目：「想像以上の展開が待ち受けている」（三友梨紗子・カドブンレビュアー）
5日目：「兜の奮闘ぶりが胸に迫る」（片丘フミ・カドブンレビュアー）
6日目：「優しい『殺し屋』小説だ」（伊奈利・カドブンレビュアー）
7日目：「ここまで人間味溢れる殺し屋がいただろうか」（井口徹也・株式会社 DeNA Games Tokyo 代表取締役社長）
2017/8/2　（特別企画）: 【期間：8/14（月）～8/20（日）】JR新宿駅改札内大型ボードで新たな試し読みをゲット!!
『AX』の大型ボード広告がJR新宿駅改札内・北通路に出現！　ビジュアル中に仕込まれた「スズメバチのシルエット」を写すと、第二話「BEE」の冒頭試し読みがゲットできる！
2017/8/1　（レビュー）: 「殺し屋は深夜、魚肉ソーセージを掴む（本の旅人2017年8月号より）」（杉江松恋・書評家）
2017/7/30　（インタビュー）: 【『AX』刊行記念】伊坂幸太郎への十の質問（本の旅人2017年8月号より）（構成：吉田大助　　インタビュアー：三宅信哉）
2017/7/28　（インタビュー）: 本日発売！『AX』刊行記念インタビュー（撮影：菅原孝司 / 構成：吉田大助　インタビュアー：三宅信哉）
2017.07.25 　（試し読み）: 文芸情報サイト「カドブン」にて試し読みを公開！
2017/7/19　（ニュース）: 『AX』特設サイトOPEN

累計260万部を突破する、伊坂幸太郎屈指の人気シリーズ。「蟬」「蜜柑」「檸檬」「槿」「天道虫」「スズメバチ」「兜」など、個性的な殺し屋たちが登場。日常の裏側で、組織や殺し屋たちが交錯する。『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』の3作がシリーズ作品。各作品は関連するものの続編ではなく、独立した作品となっている。

定価（本体680円＋税）
仕様：文庫版　ISBN：9784041084427

試し読み

兜

「蟷螂の斧を見くびるな」

業界でも一目置かれる超一流の殺し屋。しかし、極度に妻を恐れる恐妻家。普段は文房具メーカーの営業社員。特定の武器は使わず、驚異的な身体能力で相手を圧倒する。他人の感情をうまく理解できない。

克巳

「いつも親父は謝ってばかりだからなぁ」

兜の一人息子。第一話「ＡＸ」では、大学受験を控えた高校生。母の機嫌の雲行きが怪しくなると、絶妙なフォローで父を助ける。だが父と母、どちらの味方にもなるので油断大敵。

妻

「やれるだけのことはやりなさい、
それで駄目ならしょうがないんだから」

兜の妻。共働きで朝早くから働いている。言葉の「裏メッセージ」に敏感で、表しかないメッセージに裏を見つける天才、と兜は思っている。

医師

「あなたには、この手術をおすすめします」

兜の裏家業の仲介役。都内のオフィス街に診療所を構える医師。カルテに標的の情報を記し、兜とは医療用語に偽装した符牒で仕事のことを話す。「手術」は殺害する行為を指し、「悪性」は標的がプロであること、など。

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。この物騒な仕事をしていることは、もちろん家族には秘密だ。克巳が生まれた頃から、兜はこの仕事を辞めたいと考えていたが、それは簡単ではなかった。「辞めるにはお金が必要です」という仲介役の言葉を受け、仕方なく仕事を続けていた兜はある日、爆発物を仕掛ける計画を立てていた集団の一人を始末せよ、との依頼を受ける。標的を軽々と始末した兜だったが、意外な人物から襲撃を受け……（「AX」）。「AX」「BEE」「Crayon」「EXIT」「FINE」の全5篇の連作集。『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる、殺し屋シリーズ最新作。

伊坂幸太郎（いさか・こうたろう）

1971年千葉県生まれ。95年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞、第５回本屋大賞を受賞。著書に『グラスホッパー』『マリアビートル』『重力ピエロ』『砂漠』『フィッシュストーリー』『モダンタイムス』『陽気なギャングが地球を回す』『アイネクライネナハトムジーク』『ホワイトラビット』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』など多数。

伊坂幸太郎

定価（本体590円＋税）
仕様：文庫判　ISBN:9784043849017

伊坂幸太郎

定価（本体760円＋税）
仕様：文庫判　ISBN:9784041009772