推薦コメント

著名人の方からのコメント
大自然との交感が美しい医療サスペンスストーリー。
ファンタジーの地平を拓く、深遠な生命の物語です。
──荻原規子さん(作家)

この深淵なテーマと衝撃的なモチーフを傑作エンターテイメントにできるのは、世界中で上橋さん一人だけだ。
──佐藤多佳子さん(作家)

命をどうとらえるか、
重層的な生命観を
ファンタジー小説として
読めるということに感動しました。
──夏川草介さん(作家)

ページをめくる手が止まりませんでした。
これは、壮大なファンタジーでありながら、わたしたちの物語でもあります。
──西加奈子さん(作家)

『鹿の王』は深い森のような物語だ。影と光に揺れる魂が語る、
人間と生き物の物語だ。
──萩尾望都さん(漫画家)

冒険小説を読んでるうちに、医学を勉強し、さらに社会を学ぶ。
一回で三冊分。
──養老孟司さん(解剖学者)

壮大な景色のなかの、無数の小さな命の光。
上橋さんだから描ける輝きがここにあります。
──瀧井朝世さん(ライター)

愛と悲しみ、闘いと絶望、いのちと病い……
限りなく面白く、果てしなく考えさせられる、前人未踏のファンタジー。
──松田哲夫さん(書評家)

まるで実際にあった史実を読んでいるかのようなリアリティ、ぐっと心を掴まれる心理描写。
壮大すぎるスケールの物語なのに、とても近くで物語を見てともに経験しているような錯覚に陥り、
どっぷりとはまってしまう。
試合前日にこの本を開いてはいけない。止められない。眠れない。
しかし読むことをやめたところで、この世界が気になってきっと集中できないだろう。
──中村憲剛さん(サッカー選手・川崎フロンターレ)

支配に駆られる者と従属に反抗する者、
蔓延る病とそれに立ち向かう医学、
マクロとミクロの視点から巧みに表現される、
人間という生き物の織りなす壮大なドラマに最後まで息を呑んだ。
──ヤマザキマリさん(漫画家)

命の教科書。
読んでいるうちに全ての命が素晴らしいと思えてくる。
──為末大さん(元プロ陸上選手)

ウイルスは未知の外敵ではなく、かつて宿主ゲノムの一部分だった。
つまり感染は一種の帰還であり、何らかの補完的意味を持つ。
征服するものとされる者もまた絶対的な敵対者ではない。
『獣の奏者』から引き継がれた大いなる生命論的テーマが
ここにさらに深化する。
──福岡伸一さん(生物学者)


どこのものでもない景色が、人々の営みが、私たちの世界を揺さぶる。
異世界を覗いて初めて、当たり前に存在する「病」を見つめなおす。
同じ景色を異なる絵の具で描き、新たな景色を浮かび上がらせるように。
──杏さん(女優)

NEW!
上橋菜穂子さんは日本屈指の架空世界観構築の達人と思っておりましたが、浅い認識でした。何がスゴいって、上橋さんの生んだ世界に住む人々がさらに、ひとりの人間として、それぞれ別々に自分の世界観を持っているのです。途方もない。
医者、権力者、鹿追い、戦士、農民。同じ医者でも出身国が違えば考え方が違う。同じ出身国でも経験や立場等の個人差でまた考え方が違う。
ただ違うだけじゃありません。登場人物達がその世界で生きて、先人の教えや文化を受け継ぎ、様々な経験をしてきた、それが各個の世界観にきちんと反映された上での個性。
「世界を創る」という事は、「その世界に生きている人間を生み出す」という事なのだと、読んで再認識させられるのです。
こんなに確かな「人間が生きている」ファンタジー小説。スゴいなぁ、いや、だからこそなんだろうな。架空の世界観にもかかわらず「生命」というテーマに対しこんなに攻め込めるのは。
──幸村誠さん(漫画家)

アニメ『獣の奏者 エリン』にも出演の声優・鈴木健一さんからの応援コメント
『鹿の王』のラジオドラマに参加させていただきました、鈴村健一と申します。
『獣の奏者』以来の上橋先生作品に出演!またご一緒できて光栄です。今回のラジオドラマはダイジェストですが、原作の空気感が少しでも再現出来ればと思い挑みました。出来るだけ多くの方に楽しんでいただければ嬉しいです!
──鈴村健一さん(声優・アニメ『獣の奏者 エリン』出演)
書店員の方からのコメント
夢中になってページをめくり、最後の一行を読み終えても、
物語が終わってもこの世界はまだ在って続いている、そう感じた。
これこそ本を読む醍醐味です。
──朝加昌良さん(紀伊國屋書店 ゆめタウン徳島店)

生きるということ。命をつなぐということ。
領土拡大の野心の為に虐げられた人々の哀しみと、それに飲みこまれない強さ。
なんとも読み応えのある一冊でした!!
──鶴岡寛子さん(三省堂書店 京都駅店)

ひとはなぜ支配するのか。他人の土地を侵すのか。虐げるのか。
国際アンデルセン賞で世界が注目したストーリーテラー上橋菜穂子が描く、
新たなる創世の物語。
──星真一さん(紀伊國屋書店 グランフロント大阪店)

この上なく重厚な「物語」でした。
人にとって、国とは何か?故郷とはそしてそこに住むということとは何か?
を突きつけられました。
──松島雅子さん(丸善 お茶の水店)

人類の生命を脅かす戦争と病。
そして、ファンタジーだからこそ描ける絆の本質。
傑作である。
──紀伊國屋書店梅田本店 浜村和孝さん

自分よりも大切なものがあることに気付かせてくれる“家族”の物語。
この、温かさが身体に染み込んでいくような愛の物語を、
上橋ファンの方にはもちろん、そうではない方にも
ぜひ読んでほしいです。
──ACADEMIAイーアスつくば店 菊地瑛未さん

生きる事とは? 死ぬ事とは? つまり運命とは何か?
文学の永遠のテーマのひとつに上橋菜穂子が
まっこうから挑み、一つの到達を見た最高傑作!!
──喜久屋書店草津店 安岡丈臣さん

本当に人を愛していますか? そう問いかけられた気がする。
他者を守ることができてこそ、その人を愛し、またその人から愛されるのであろう。
今年一番の大作、何年経っても名作となる作品だろう。
──ブックエース我孫子店 渡邉森夫さん

辛く果てない苦しみの中に再び灯る、愛しい命と温かい絆。
過酷な運命に翻弄されながらも、懸命に“自分”を生きようとする
ヴァンの姿に、人の強さと儚さを感じました。
壮大な物語の中で紡がれる、たくさんの小さく儚い命の輝きが、
静かに胸を熱くさせます。大切な人が、もっと愛おしくなる、
そんな物語です。
──大垣書店 フォレオ大津一里山店 杉本光咲さん

読んでいると映像が浮かんできて大作映画を見終わったようでした。
ファンタジーだと思い読み始めたら、超一級のミステリーでもあり
これが世界に認められた上橋菜穂子さんの力なのだと再確認しました。
読み終わって、すごい作品に出会えたことに、しばらくの間
興奮してしまいました。
──平安堂あずみ野店 石原智恵さん

上橋菜穂子の作品が読める幸福感。
現世ではない物語 でも現世に繋がる話。
先の展開が気になりページを捲るまどろこしさ。
何度も同じ個所を読み返してしまう読み応え。
ぜひ幸福感いっぱいの続編が読みたい。
──こみかるはうす名古屋駅店 加藤健一さん

それぞれの境地に抗い、もがき、生きる様に人の美しさも醜さも感じることができました。
自然と医療、人間が生きる死ぬという壮大なテーマの中、まだ何かが起きる、という期待と不安が止まらず、この世界にすっかり引き込まれました。
──ブックポート203大和店 北川真やさん

物語の力に圧倒されました!
上質な異世界ファンタジーでありながら、まるで社会派サスペンスのようなどっしりとした読後感。読んでいて自分の内側にどんどんこの作品の世界が広がっていき、まるで友人を思うように登場人物の幸せを祈っていました。複雑な現実に、うすっぺらなわかりやすい答えではなく、目を逸らさず立ち向かう勇気をもらえました。本当に面白かったです。
──MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 生駒圭子さん

壮大な世界観に鳥肌。
読了後にも関わらず、まぶたの裏にヴァンが、飛鹿が居るかのよう。
「命をつなぐ」。それは当たり前なんかじゃなく、奇跡なんだ。
そしてこの物語が生まれたこともまた、すてきな奇跡に他ならない。そんな風に思いました。
──日本出版販売株式会社 松尾茉友さん

いつの間にか、物語の中に埋没してしまう快感に何度も陥った。この世界の何処かにリアルに存在しているのではないかと思わせるのは文化人類学のみならずその長けた知識量から紡がれる物語故だろう。
国際アンデルセン賞受賞後初の待望の! 生まれたたての”物語”におぼれよう。
──啓文社ポートプラザ 森田由美子さん

家族を失い、生きる理由を無くした主人公ヴァンが、さまざまな苦難を乗り越え、出会った人々と深い絆で結ばれてゆく物語。恐ろしい病に、民族間の権力争い。守ろうとする者、奪い取ろうとする者、巻き込まれる者。
生と死について描かれたこの本を読んで、生きている事の素晴らしさ、生きる事の意味を深く考えさせられました。
──紀伊國屋書店熊本光の森店 西村健一さん

はてしなく続く争い。人々を襲う恐ろしい病。
絶望と悲しみの中から生まれる一筋の光。
上橋さんの「願い」がこめられた壮大な物語。
この物語に出会えてよかったと心から思える一冊。
──アミーゴ書店 洛北店 安西京子さん

ラストに限りない可能性を読者に託してくれる、贈物のような物語。
ためになる、というより、読まなければならない一冊、となりそうです。
──ジュンク堂書店吉祥寺店 松川智枝さん

ファンタジーとはこんなにも興奮するものだった。
厳しくも美しい大自然の中で繰り広げられる人間同士の争い、病、そして愛。
壮大な世界観に圧倒され続けました。
ストーリーがとにかく面白くて、読むのがやめられません。
読了後も、自分が深く森の中にいるような、そんな感覚を覚えました。
──大垣書店イオンモールKYOTO店 辻香月さん

深い森のにおい、ごつごつとした岩肌、ひんやりとした湿った風…
まるで体重を感じさせない速さで走る飛鹿の背に乗って、自分があの世界を走り抜けているような心地が、未だにする。
薄い皮膚一枚の下に蠢く生命を、こんなにも生々しく感じる物語は読んだことがない。
──蔦屋書店 熊本三年坂店 山根芙美さん

本を繰る私の目の前にまるで美しい映像となってその壮大な光景が広がるかのように、人々の生き様や豊かな大自然を色鮮やかに描き出す上橋さんの圧巻の筆力に、改めて感動しました。
登場人物たちがそれぞれに抱く喜び、哀しみ、苦悩、怒りも皆、今現在、世界での様々な出来事に直面している地球上の人々が抱くそれと同じものであるように感じます。
それだけに、ファンタジーという枠を超えて、「生きる」ということの意味、尊さ、泥臭さを考えさせられた1冊でした。
──三省堂書店成城店 若林美樹さん

謎の病。生き残った孤高の男と幼い女児。死病に挑む若き医師。
宗教と科学の葛藤。隣りあう国家間の摩擦と故郷喪失者たち。
奥の院の諜報機関の暗躍。勇壮な飛鹿の姿、半仔の犬の光る目。
炙った猪肉と、とろりと溶けた酪乳のうまさ。家族を失った人間が、
それでもふたたび他人と関係を築きはじめること……。
ここには圧倒的な「世界」がある。もはや引き返せないほどに。
──ブックセンタークエスト小倉本店 森岡仁さん

故郷を奪われ、大切な人を亡くしても命の限り生きていく姿に感動しました。
立場が違えば、それぞれの考え方や目的も違う。そんな当たり前の事がとてももどかしく感じました。
良い世界にしようという根本の考えは同じなのに、ぶつかり合ってしまうことがやるせなかったです。
それでも前を向いて生きていく人々の姿がとても恰好良かったです。
──ジュンク堂書店千日前店 山﨑佐知子さん

国とは、生きるとは、生命とは。たくさんのテーマが壮大なファンタジーの世界で綴られていく。
これだけの長編なのに、いっきに楽しく、感情をゆさぶられながら読めました。
──喜久屋書店小倉店 石川優子さん

物語に入り込む、という表現があるけれど、上橋さんの作品はそれだけではないです。
すっと私の中に入ってきて、物語が体中にみちていく、そんな感覚があります。
直接に胸を打つような物語の中を、まるでヴァンと同じように、五感を刺激され、懸命に考え生きようとする、唯一無二の読書体験だと感じました。
上橋さんの物語には生きてゆくための力が深く広く満ちています。
──ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店 米谷薫さん

どの命も懸命に生きている。人も、獣も背負った運命が哀しくて、切ない。
その過酷な運命に立ち向かう生き様に、夢中でページを繰りました。
病と国家に、こんな捉え方があるとは……さすが上橋ワールド! 満喫させていただきました。
──紀伊國屋書店仙台店 千葉早苗さん

国や氏族同士の戦いを描いていながら、その根底にあるのは生命の物語だと感じました。
身体は生きていても、心は死んでいた主人公が再び生きる心を取り戻したと判った時は涙が出ました。
──大垣書店高槻店 菅原真由美さん

NEW!
この物語に出てくる全ての事象がこの地球で起きている事象に結び付く。
病気、戦争、宗教、政治……
人間とは何なのか? 何を求めて生きているのか?
今まで言葉にできなかった想いが全て詰まっているような物語です。
ラストは、しばらくこちらの世界に戻って来れません。
──SHIBUYA TSUTAYA 山本絵美さん

わずか数ページを読み始めたばかりで涙がでてくるこの文章力。
そして文だけしかないのに目の前に浮かぶ人々の笑顔や苦しむ顔、風や草や森の匂い、
見たことも触れた事もない生き物達の美しい生き生きとした姿さえも感じられるこの世界は
一度体験してもらいたいです。
今回の作品も、人々の想いや苦悩が複雑にからんで
読み進める度に様々な人の心に触れる事ができ一緒に喜びや苦悩を感じます。
一人の人間がどう生きるのか、人とは国とは、信念とは……とても深く何度でも読み返し
自分に問いかけたい作品だと思いました。
──ジュンク堂書店福岡店 東里奈さん

読んでいるうちに文字を追っている感覚が薄くなって、代わりに作中の
森をすぐ近くから見ているような、登場人物の話もきこえているような
物語との一体感に夢中で読みました。
──田村書店千里中央店 伊原志帆さん

戦や病を通して描かれる、生き物たちのか弱く小さな無数の光。
生とは? 死とは? 普段意識しない「生きる」ということについて深く考えさせられました。
私たちは命を繋ぎ、繋がれ生きているのだと改めて実感できる作品でした。
──ジュンク堂書店京都店 村上沙織さん

骨太な作品で、読後は深い充足感につつまれました。
誰にも再帰の道はあるし、陽を見ることはできるんだと改めて教えてもらいました。
──ジュンク堂書店広島駅前店 石田美智子さん

壮大で力強い生命(いのち)の物語に圧倒されました。
物語の世界に、ぐいぐいと引き込まれ、ページをめくる手が止まりませんでした。
──MARUZEN名古屋栄店 竹腰香里さん