『AX』伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)

『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる<殺し屋シリーズ>最新作

最強の殺し屋は恐妻家。

AX アックス

殺し屋シリーズとは

累計220万部を突破する、伊坂幸太郎屈指の人気シリーズ。「蟬」「蜜柑」「檸檬」「槿」「天道虫」「スズメバチ」「兜」など、個性的な殺し屋たちが登場。日常の裏側で、組織や殺し屋たちが交錯する。『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX』の3作がシリーズ作品。各作品は関連するものの続編ではなく、独立した作品となっている。

書籍情報

AX アックス

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AX アックス

定価:本体1,500円+税
仕様:四六判/312頁 ISBN:9784041059463

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CHARACTER

「蟷螂の斧を見くびるな」

業界でも一目置かれる超一流の殺し屋。しかし、極度に妻を恐れる恐妻家。普段は文房具メーカーの営業社員。特定の武器は使わず、驚異的な身体能力で相手を圧倒する。他人の感情をうまく理解できない。

克巳

「いつも親父は謝ってばかりだからなぁ」

兜の一人息子。第一話「AX」では、大学受験を控えた高校生。母の機嫌の雲行きが怪しくなると、絶妙なフォローで父を助ける。だが父と母、どちらの味方にもなるので油断大敵。

「やれるだけのことはやりなさい、
それで駄目ならしょうがないんだから」

兜の妻。共働きで朝早くから働いている。言葉の「裏メッセージ」に敏感で、表しかないメッセージに裏を見つける天才、と兜は思っている。

医師

「あなたには、この手術をおすすめします」

兜の裏家業の仲介役。都内のオフィス街に診療所を構える医師。カルテに標的の情報を記し、兜とは医療用語に偽装した符牒で仕事のことを話す。「手術」は殺害する行為を指し、「悪性」は標的がプロであること、など。

STORY

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。この物騒な仕事をしていることは、もちろん家族には秘密だ。克巳が生まれた頃から、兜はこの仕事を辞めたいと考えていたが、それは簡単ではなかった。「辞めるにはお金が必要です」という仲介役の言葉を受け、仕方なく仕事を続けていた兜はある日、爆発物を仕掛ける計画を立てていた集団の一人を始末せよ、との依頼を受ける。標的を軽々と始末した兜だったが、意外な人物から襲撃を受け……(「AX」)。「AX」「BEE」「Crayon」に書き下ろし「EXIT」「FINE」を加えた計5篇の連作集。『グラスホッパー』『マリアビートル』に続く、殺し屋シリーズ最新作。

著者略歴

伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞、08年『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞、第5回本屋大賞を受賞。著者に『グラスホッパー』『マリアビートル』『重力ピエロ』『砂漠』『フィッシュストーリー』『アイネクライネナハトムジーク』『キャプテンサンダーボルト』(阿部和重との共著)『火星に住むつもりかい?』『陽気なギャングは三つ数えろ』『サブマリン』など多数。

関連書籍

グラスホッパー

伊坂幸太郎

定価:本体590円+税
仕様:文庫判 ISBN:9784043849017

マリアビートル

伊坂幸太郎

定価:本体760円+税
仕様:文庫判 ISBN:9784041009772